2014年11月
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村井和之/MURAI Kazuyuki
OPENERS FAST TRACK

テーラーメイドトラベル専門の旅行会社、株式会社コスモクラーツトラベル代表。細やかな気遣いと豊富な人脈や知識を必要とする、VIPのハンドリングに定評があり、日本、海外のVIPを多く顧客にもつ。みずからの旅の経験や視点、世界の人脈を駆使し、テレビ番組や雑誌の海外企画も担当している。



日本で最も高級で、洗練された屋台村

 久々のブログ。実は、今月、ニッポン放送で、あたしの番組が放送されることになり、その番組に備え、ネタをストックしていたため、ブログをお休みしておりました・・。
 先日、友人のお誘いで、新宿副都心に行ってまいりました。このエリアに足を踏み込むのは何年ぶりだろう・・。かつての近代高層建築と、昭和時代に流行った、作られ感満載の未来的街並み。そんなビル群に、チープな居酒屋やチェーン飲食店が軒を連ね、中国人観光客であふれた京王プラザホテルなど、なんとも言えない風情が好きになれず、なかなか近寄ることがなかったエリアなのです・・。
 そんな新宿副都心の代表的なアイコン「東京ヒルトン」。かつて、世界の要人たちの定宿として君臨した老舗ホテル。そんなヒルトンが、おもしろいことをやってるというので、お出かけしたわけです。
東京ヒルトンが、永田町に日本発の外資系ホテルとしてオープン。その後、新宿に移転してから、今年で30年になるそう。30年を節目に、2階のダイニングフロアを大改装。シティホテルが、半年もの間、2階フロアをすべてクローズしたのだから、その力の入れようが想像できるでしょう。生まれ変わった2階は、TUNOHAZUと名付けられ、かなりおもしろい空間になっておりましたので、久々にブログを書いてみようかなと思いました。
 デザインがいいとか、そういうのは、どこのホテルや複合ビルで話題になることで、そんなことはどうでもいいのですが、僕に、一番響いたのは、「遊べる空間」だったこと。和食、北京ダックなど、高級な逸品も楽しめる中華、話題のエイジングビーフが楽しめるグリル、そして、遊び心満載のBARが、ワンフロアに集結。それぞれのレストランの区切りがなく、好きな場所で、好きな物を食べることができるの。気分によって、好きなデザイン、好きな場所、食べたいものを選ぶスタイル。いわば、VIPも楽しませることができる「ラグジュアリーな屋台村」なの!
 「新宿で接待」という難問にぶちあったビジネスマンも多いはず。本当に、新宿って、接待に使えるような「これっ!」という店が殆どないでしょ。(と思ってるのはあたしだけかしら?)パークハイアットのニューヨークグリルのようなメジャーな店もあるけれど、このヒルトンのTUNOHAZUは、「遊べる!」というところがいいの!寿司カウンター越しの板長とのやりとり、人が絶えず行き交い、高級ホテルなのに、街場のレストランのようなスタッフとの距離感が本当に楽しく心地よい。ここなら、美味しいものを食べて、気の利いたサービス、気分の上がるPOPな空間で、仲間同士や接待でのおしゃべりも弾むはず!気分よくお金を使わせてくれると思うわ。
 新宿で、新たな選択肢が持てた!ということが本当にうれしかったので、しばらくお休みしていたブログに書いてみたの。ヒルトン東京、本当にありがとう。もう、「お・も・て・な・し」という気持ちわる呪文のような、上っ面のお作法はほどほどにして、客の心をわしづかみにする、「楽しむ時間」を提供できるか否かが、今後の国際化の鍵になるのだということに気づいてほしい。楽しむ時間というのは、綺麗な空間やおいしい料理は当たり前。客との距離感、先回りした気遣い、わがままに笑顔で応える度量、そして洗練されたおしゃべり。こんなスタッフを揃えられなければ!客も、そんな人的サービスに、敬意を払い、チップを払う。しかし、日本は、おかしなサービス料というシステムはあっても、チップという習慣がない国なので、いつもよりよいお酒を飲むとか、気分よくお金を使うとかして、感謝の気持ちを表して、互いの関係性を深めてほしい。これぞ常連文化!この関係性がつくれない似非富裕層が、あたしは、とても嫌いなのです。これからは、「楽しい」「うれしい」「おいしい」「美しい」などの形容詞にお金を使う時代だと思っているし、そういうことが、人々の人生を成熟、豊かにすると、あたしは信じているのです。


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