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村井和之/MURAI Kazuyuki
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テーラーメイドトラベル専門の旅行会社、株式会社コスモクラーツトラベル代表。細やかな気遣いと豊富な人脈や知識を必要とする、VIPのハンドリングに定評があり、日本、海外のVIPを多く顧客にもつ。みずからの旅の経験や視点、世界の人脈を駆使し、テレビ番組や雑誌の海外企画も担当している。


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『気分』に投資しなきゃね!

綺麗でしょ〜。

ハネムーンのお客様が増えてきたので、長年、ハネムーン市場のリーディングリーダーとして君臨する「タヒチ」を掘り下げるべく、タヒチを旅してみました。
 タヒチへは、エア・タヒチ・ヌイ成田から週2便、直行便が就航しているので、とっても便利。最近、日本路線の減便や撤退が相次ぎ、成田空港もかなり閑散として、アジアのメイン空港とは思えない風貌になっていますが、エア・タヒチ・ヌイは、今年から新機材を投入。エア・タヒチ・ヌイは、そんな日本マーケットを大切にしてくれている希有なエアラインの一つなのです〜。
 改めてタヒチを訪ねてみると、きゃーっ!タヒチ、すげー!なんてことはないんだけど、うーん・・・はっきり言えないのだけど、何とも言えない「ポリネシア」の風情がよいのかなあ。山があり、綺麗な海があり、人の暮らしがあり・・・文化があり・・。美しい海なら、モルディブとかいろいろあるけど、モルディブにはない「ハッピーな雰囲気」が何とも言えないのね〜。言い換えると、「日本人にはない、ゆる〜い雰囲気」。これは、タヒチに行ってもらわないと分かってもらえないかも〜。

チャーターヨットでクルージング〜。綺麗な海をすべるように航海するの。極上の気分が待ってるわ!

 うちも、よくモルディブにお客様を案内してるんですけど、最近のモルディブは、リゾートが乱立気味。中国や韓国からも直行便が就航。多くの団体客が訪れ、リゾート間の過当競争が激化している気配。玄関口となるマーレは、人で溢れ、風情もへったくれもないって感じに。まっ、これがマーレの風情だと言われればそれまでなんだけど。本当に就航便数が増えちゃったの!まっ、アジアから、ヨーロッパから、中東から、アクセスいいから、仕方ないけど・・。そういう意味では、新しいニュースも少ない、遥か遠い南太平洋アドベンチャーのタヒチだけど、アジアからの直行便は、東京からのみだし、今となっては、旅慣れたリゾーターには、どばーっと人で溢れかえるわけでもないので、本当にくつろげる場所的で、「いいね!」って感じかもしれませんね。
 話は変わって、タヒチは、8時間以上、働かせてはいけないとか、雇用者の都合で、解雇禁止とか、かなり労働者寄りのフランスの労働法等で守られているので、人権費が非常に高くつくリゾート地なの。アジアのリゾート地のように、人海戦術で構築されるサービスを同様に提供することは正直難しい。ストライキも多いし〜。なので、宿泊施設をメインに、細かい点を指摘していけば、そりゃ、アジアのリゾートには勝てませんよ。そんなところを指摘して、タヒチの良い、悪いを語るのは、トラベラーとして野暮ってもんです!ここは、『ポリネシア』ですよ。ポール・ゴーギャンも愛した地ですよ。この地ならではの風情に価値を見いだせなければね!
 ハネムーンの聖地と言えば「ボラボラ島」。空港に到着して、目に飛び込んでくる「オテマヌ山」。美しい海、美しい山、この風光明媚さは、間違いなく日本人にウケるのです!!!わかっていても、この景色を見て気持ちが上がってしまうもの〜。僕も年を重ねたからかもしれないけど、美しい海と美しい緑の山の景色は、心にじんわり染みます〜。何度も言いますが、アジアのリゾートには、コストパフォーマンスの面では、勝負は難しいと思うけど、この景色を眺めることは、ここでしかできない!それくらい、このオテマヌ山に抱かれるステイは、気分がいいのです!!どんなに旅の経験が豊富でも、この「気分」というのは、どうにも説明ができないの。だって、気分がいいんだもの。きれいとか、楽しいとか、おいしいとか、形容詞にお金を使えるって、心のハッピー度がアップするものですう〜。
 いろいろだらだらと書いてしまったけど、コストバリューとか(世界を旅している人なら、タヒチがそんなに物価高という感じはしないと思うんだけど・・フランスワインなんかはかなりリーゾナブルよ)、ホテルのインパクトとか、そんな点にフォーカスすれば、そりゃ、いいリゾートはいっぱいできました。しかし、リゾートブームが誕生してから、早いもので四半世紀。そして、我が国でも、熱海に始まり、宮崎、ハワイとハネムーンの流行はあったけど、これだけ永きに渡り、多くの日本人たちの憧れのハネムーンディスティネーションとして君臨しているのってすっごいと思うの!!とどのつまり、日本人は、なんだかんだ言って、タヒチが嫌いではないし、一度は行ってみたいと思っている証拠だと思います。日本人たちよ!物質対価的な次元ではなく、もっと気分に価値を見いだしましょうよ!そんなことに応えてくれるディスティネーション、それが「タヒチ」なのかもしれません。


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