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村井和之/MURAI Kazuyuki
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テーラーメイドトラベル専門の旅行会社、株式会社コスモクラーツトラベル代表。細やかな気遣いと豊富な人脈や知識を必要とする、VIPのハンドリングに定評があり、日本、海外のVIPを多く顧客にもつ。みずからの旅の経験や視点、世界の人脈を駆使し、テレビ番組や雑誌の海外企画も担当している。


月別アーカイブ: 4月 2013

子供向けラグジュアリーがトレンド

Six Sense Ninh Van Bay の名物 Villa の Water Pool Villa。自然の地形を活用して作ったVillaは、秘密基地のよう。

ゴールデンウィークを前に、すでに夏休みの旅行のアレンジが始まっています。夏休みは、やはり子供連れの相談が増えるシーズン。最近、子連れのお客様に満足いただく旅のアレンジが、ちと難しくなってきているんです。
 交際期間中、ハネムーン等で、プライバシーが確保され、サービスの行き届いたラグジュアリーリゾートを体験してしまうと、大きなビルディング団体ホテルには、泊まれなくなってしまうもの・・。子供が生まれ、子連れの旅でも、そういったサービスの行き届いたラグジュアリーリゾートにステイしたいと相談があるのですが、最近の高級リゾートは、12歳以下の子供の入場を制限している場合が多いのですう。理由のひとつには、プライベートプールなどがついているビラで、万が一事故等があったときに責任が持てないことなどがあるんだけど、子供がいると騒々しくなるというのが本音かなあ。まっ、ラグジュアリーでセクシーなリゾートホテルで、ラブラブしたいカップルも多いのも事実だから、部屋の外で、子供達の騒ぎ声がする部屋で、さすがにエッチする気分にもなれないし・・・。

キッズ専用施設「Sub Club」。この施設には、専任の保母が常駐。ペイント、工作、音楽、グループプレイングなど、様々なプログラムを提供してくれる。

 そんな中、子連れでもOKなラグジュアリーリゾートとして、うちの会社がいつもお世話になるのが、「SIX SENSES RESORTS」タイ、ベトナム、モルディブ、オマーン等に全室プライベートプール付きヴィラの5つ星リゾートを運営するリゾートホテルグループ。エココンシャスなリゾートデザイン、高いホスピタリティで世界のセレブを魅了するホテルグループ。
 このリゾートの考えは、『子供が四六時中、親と一緒に過ごすことが、本当に子供のためであるのか?』というもの。全室バトラーサービス付きのこのリゾートは、バトラーにベビーシッターをお願いすることや、子供の遊び相手をしてもらうことも可能。さらに、子供しか入場できない「キッズステーション」を完備しているリゾートもあるほど。子供と大人が共に楽しめるリゾート運営のために、様々なノウハウを持っているので、子連れ大歓迎なの〜。子供連れ富裕層を満足させられれば、家族用の大きなヴィラもセールスできるし、様々なアクティビティも利用されるし、結果的に収益もあがる。ただ、子連れ家族が、しっぽりカップルに煙たがられないように、管理するのって、とっても大変なの!その点については、SIX SENSES グループって、本当にお上手!
数あるSIX SENSESの中でも、子連れ家族にお勧めなのが、ベトナムの老舗リゾート地「ニャチャン」にある「SIX SENSES NINH VAN BAY」。海からしかアクセスできない陸の孤島にあり、アドベンチャー気分満載のリゾート。このリゾートは、湾全体を所有しているので、物売りの船や漁船、警察も入ってくることができない。広大な白砂のプライベートビーチ、波が穏やかな湾、子供達も思う存分遊び回ることができる。広大な敷地ゆえに、こどもが大騒ぎしても、各部屋の静寂は保たれている。近隣の海は、ロブスター養殖の盛んな場所。ポンポン船に乗って、ロブスターの養殖村をたずねて、ロブスターをキャッチしたり、近くの島には、ダチョウ農場があって、ダチョウと戯れたり・・・こどもたちを退屈させないアクティビティも豊富なの。さらに、昨年末、「SUB CLUB」という子供専用施設もオープン。団体ツアー溢れる大型ホテルでの夏のバカンスではなく、子供は子供の世界観で楽しみ、大人は大人の雰囲気でくつろげることが何よりだと思いますう。
 個人的には、安いホテルになればなるほど、無秩序になるというか、民度が下がるというか・・とにかく、安い団体ホテルは本当に苦手なの〜。朝のブッフェは、子供達にかき回され、ブッフェというなのテーマパーク状態。食事に飽きた子供たちが、走り回ったり、ゲームの音をガンガン鳴らしたり、タブレットを渡して、イヤホンもせず、大音量でビデオを見ている子供を放置している親達・・・。ストレスリリースを目的にリゾートに来ているのに、ストレスチャージしちゃうこともしばしばでは?確かに、高級リゾートは、高いけど、高級リゾートで見かける子供達は、行儀がよろしい場合が多い気がします。客層を分けるためにも、このプライスのハードルは必要なのかもと思っております。桁違いなニューリッチで世界を圧巻するけど、マナー激悪リゾート客として常にやり玉にあがる中国人客。でも、SIX SENSES等でみかける中国人客は、ちょっと違うというか・・。インターナショナルスタンダードを心得ているというか、子供達も、お育ちがよいというか・・つい、坊ちゃん、お嬢ちゃんと呼びたくなってしまうこともあるほど。(もちろん、ダメダメな中国人や日本人も時にはおりますが・・。)
 雑誌とかでホテルの記事をよく見かけるけど、だいたいが、施設の写真、お料理の写真で構成されてるでしょ。一番大切なのは、サービスと、そこに集まる客層だと思うの。よいホテルは、よい箱、よい立地、よいサービス、よいフード、そしてよい客が集っていること。申し訳ない言い方だと思いますが、安いホテルには、上質な人々が集う可能性が極めて低いと思うし、安けりゃそれで満足!という人が集っているもの。それが、ある意味、世界のスタンダードだと僕は思います。
 大切な時間を使って旅に行くのですから、時にはお金を惜しまず、よい場所、よいホテル、よい料理、よい出会いが育める旅にでかけていただきたいと思う今日この頃です。


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