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村井和之/MURAI Kazuyuki
OPENERS FAST TRACK

テーラーメイドトラベル専門の旅行会社、株式会社コスモクラーツトラベル代表。細やかな気遣いと豊富な人脈や知識を必要とする、VIPのハンドリングに定評があり、日本、海外のVIPを多く顧客にもつ。みずからの旅の経験や視点、世界の人脈を駆使し、テレビ番組や雑誌の海外企画も担当している。


日別アーカイブ: 2012年6月12日

さすがだね!国家級!

黄龍の五彩池。標高3500メートルを超えているので、高山病に気をつけて!

中国四川省に行ってきました。四川省と言えば、麻婆豆腐発祥の地であり、パンダの生息地でもあり、日本人には、何かと身近なイメージですよね。さらに、四川省は、日本人の大好きな「世界遺産」の宝庫でもあります。
 中でも有名なのが「九寒溝」と「黄龍」。どちらも風光明媚な場所で、独特の地理的条件の中、誕生した素晴らしき世界自然遺産。「九寒溝」は、カルスト地形の淡水湖が連なる湖水群で、石灰岩中の炭酸カルシウムが水に溶け出し、その水質と光の屈折により、水は、とっても美しく透き通った青色に。「黄龍」は、氷河によって浸食された渓谷に、石灰質を含んだ雪解け水が流れ込み、石灰が沈殿して、多くの石灰華段が形成されていて、かなりアメージング。石灰華段にたたえられた

せせらぎの上を歩くところも。とにかく素晴らしいトレッキングルート。

水は、エメラルドグリーンやアクアマリンのような美しい色に輝いている。双方とも、とにかく、とにかく美しいの!
 何でもお構いなし!とい風潮が強い中国なのだけれど、これらの世界自然遺産の管理状況は素晴らしく良いのです!!殆どの世界自然遺産は、「国家級風景区」に指定されていて、「国家級」とは、日本で言う「国立公園」という感じなんだけど、日本の国立公園とは比べ物にならない管理徹底ぶり。
入場料もおおよそ200元以上のところが多く、中国の物価から考えても、かなりのお値段。そのお金が、役人の懐に流れているなどとは思いたくはないが、風景区に足を踏み入れれば、その値段にも文句はでないでしょう。でも、半端ではない観光客の数×200元・・・そうとうな収入だろうな。

九寒溝「五花海」。別名、カラフルレイク。綺麗でしょ!

 まず、すべてのトレッキングルートに、木製の遊歩道が整備されていて、これは、尾瀬の木製歩道の十倍以上の距離。九寒溝においては、総距離は90キロあまりにもなるの。その遊歩道は、絶妙なコース取りになっていて、どのルートも、美しい景色と共にあり、驚くほど感動のトレッキングが楽しめる。詳しくは書かないので、ぜひ一度トライしてみて!
 そして、一定の距離に配置されたクリーニングスタッフ。遊歩道上のごみはもちろん、遊歩道の下に落ちたゴミも、懐かしいマジックハンドでピックアップ。人件費の安さもあり、とにかく、人海戦術でクリーンな環境を維持している。トイレは、もちろん最新のエコトイレ。その辺で〜ちょっと〜などと言う人は一人もいません!チベット族風のユニホームを着たクリーニングスタッフが、とてもチャーミング。

こんなお掃除のスタッフが、山の中にたくさんおりまして、山を守ってくれています。

公園内は、一般車輛は入ることはできず、公園内を走るエコバスに乗ります。乗り場には、たくさんの中国人観光客がいるんだけど、昔に比べたら、並ぶという習慣がついてきたような気もします。それよりも、ごみを捨てる中国人を一人もみかけなかったことに驚きです。みんなスーパーの袋に、ごみを入れてるの!日本に比べたら、とにかくいろんな物を持って歩くからかもしれないけど、キュウリをぽりぽり、家から持って来た漬け物むしゃむしゃ、リンゴ丸かじりだったりするから、ゴミの量も多めなんだけどね。日本の自然観光地、けっこうゴミが目立ったりするでしょ。その状況を思えば、中国の国家級自然観光地は、かなりすごいですよ。
 人は大勢いるけど、気持ちよく観光できることは、僕が保証します。ぜひ、壮大な中国の大自然を満喫しに出かけてみてはいかがでしょう?大気汚染騒がれる中国において、ここはまるで別世界なのですから。


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