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村井和之/MURAI Kazuyuki
OPENERS FAST TRACK

テーラーメイドトラベル専門の旅行会社、株式会社コスモクラーツトラベル代表。細やかな気遣いと豊富な人脈や知識を必要とする、VIPのハンドリングに定評があり、日本、海外のVIPを多く顧客にもつ。みずからの旅の経験や視点、世界の人脈を駆使し、テレビ番組や雑誌の海外企画も担当している。


月別アーカイブ: 4月 2012

バブリー路線で突っ走れ!

7月に成田に飛んでくるA380。(写真:エミレーツ航空より)

某大物文化人の海外取材のアテンドで、オマーンとドバイにいってまいりました。ゲートシティがドバイだったので、航空会社はもちろん「エミレーツ航空」。さすが、首長シェイクムハメッド直系の航空会社。僕の独断と偏見ランキングでは、いつも上位にマークされる航空会社です。アフリカに行くお客様には、いつもエミレーツでアレンジしちゃってます。
日本就航航空会社の中で、一番ミールサービスにお金をかけているという噂。取材クルーもその噂を信じて、機内食を食べてくれました〜。といっても・・・成田出発が22時、飛行機が離陸して安定飛行に入り、ドリンクサービスが始まるまでに1時間、それから、ご飯が出てくるというと、さらに1時間。日本時間の深夜12時すぎに、ゴージャスな夕食が出てくるスケジュール。すでに、ビジネスクラスラウンジで、ミートパイや巻き寿司なんかつまみながらビールをがぶがぶ飲み、登場後、離陸までの間にウェルカムドリンクで、モエ・エ・シャンドンをがぶがぶ飲み、そんなことをしてからの夕食。せっかく美味しい夕食が提供されても、このスケジュールでは、その価値もちょっと下がってしまいます〜。しかし、機内食が出されるまで、ご飯を我慢するというのも、かなりストレスですし・・。その辺をどう調整するかが大切なんですが。今回アテンドさせていただいた、旅をしまくり、日本各地で上手いものを食べ歩いている大物文化人の先生も、「エミレーツ航空の機内食、おしいしい〜」って言っておりましたし、クオリティは保障できますのでご安心を。日本発の便はかなりおいしいのに、ドバイ発になると、見た目はいいけど、若干、味がね・・・。謎。ちょっと、サービスはフレンドリーすぎて、緩いときもあるけど、失敗を愛嬌でごまかす技術は、世界トップクラス!不思議と、仕方ないなあ・・・もう許しちゃう!って感じになる。中東の大金持ちに育てられた航空会社だからなのか、その辺は寛大に育ってるかな?なんて想像してしまう・・。その点については、欧米系キャリアはかなりやばいけどね。

ビジネスクラス。A380のビジネスクラスはもっといいです。

エミレーツ航空のビジネスクラスシートもなかなかです。いろんな航空会社のビジネスクラスに乗ったけど、エミレーツ航空、う〜ん、豪華な気分〜って感じになるよね。車業界なら、特別仕様になるウッディパネル。トイレのふたもウッディパネルなの。シートには、タッチ式パネルが個別についていて、その画面で映画セレクト、シートコントロールなど、何でもできちゃうの。最近では、テレビの画面が大きいビジネスクラスは増えてきたけど、個別タッチ式パネルはエミレーツくらいじゃないかなあ。ちょっと無駄にゴージャスね。でも気分は上々〜!それから、映画の数も半端なく多いのもいいね〜。映画の機内放送って、映画会社から放映権利を買って、さらに、それぞれの航空会社用に編集、吹き替えて機内に搭載するんです。宗教的に、ちょっとエッチなシーンはNGとか、政治的なセリフを修正したりとか、いろいろセンシティブな問題が多いみたいなの〜。あと、日本語吹き替えの場合、もともと吹き替え版を作っている有名なハリウッド映画とかはいいのだけど、まだ日本未公開の映画だったり、日本語吹き替え版が存在しない過去の映画なんかを放送する場合、吹き替え版を作らなきゃならないんだけど、そんなときは、チープな声優を使う。その声優たちが何役もこなしてるから、本当に、本当に安っぽい吹き替え映画になっちゃうの〜。皆さんも「あっ、またこの人だ!」って思ったことありませんか?そんなことは、エミレーツ航空のせいではないのですが・・・。実際は、エミレーツ航空は行きも帰りも夜間飛行だから、映画を観るか、睡眠時間を取るか、難しい選択を迫られちゃうんですよね。今回は、ドバイに行くので、「ミッション・イン・ポッシブル ゴーストプロトコル」はMust Check! の指令を出し、皆眠い目をこすりながら、鑑賞しました〜。だって、ドバイはこの映画の舞台ですもの!この映画を見てから、ドバイのシンボル「バージュカリファ」に登らないとね!
僕はうれしいのだけど、寝るときには、シートにベットマットを敷いてくれるの。以前某国内航空会社の仕事をしたとき、少しでも重量を減らすために、金属カトラリーを廃止し、プラスチックにしたり、機内誌のページを減らしたりして、燃油代を節約してる姿を見たのだけど、エミレーツって、さすが中東産油国の航空会社ね。そういうのもおかまいなし!エコノミークラスのカトラリーだって金属製だったし、ブランケットも結構しっかりしてるし、このベッドマットの重量だって、全部合わせたらかなりのものだと思うの。節約も大切だけど、やっぱ気分って重要な旅の要素だと僕は思います。アメリカン航空なんて、本当にすけすけの安っぽいブランケットで、幅も細身で、まるで一反もめんみたいなものだったし。こういう部分でけちくさいとこが出てくると、残念な気分になる。節約した分、航空運賃下げてくれれば、納得もできるんだけど。
ドバイ空港も進化を続けてますね。ドバイ空港第3ターミナルは、エミレーツ航空専用ターミナル。ファーストクラス、ビジネスクラスとエコノミークラスとチェックインビルディングが別れてるから、とても快適。ただ、問題は、イミグレーションのスタッフ。ビジネスクラス、ファーストクラスでドバイ到着の場合、Fast Track のチケットがもらえるの。そのチケットを持っていれば、専用のイミグレーションにアクセスできるので、並ばなくていいというとても素敵なチケット。しかし・・・とにかく、イミグレーションのスタッフが遅い!ゆるい!これじゃ、意味ないじゃん!『あなたの国は?』「パスポートみれば分かるじゃん!」、『どこから来たの?』「東京・・・」『津波来たんでしょ?』「そんなの入国審査に関係ないじゃん」『友達と一緒なの?』「も〜とにかく早くして〜!」(一部心の中のつぶやきです)こんな感じで、まったくFast Trackの意味がない入国審査優先サービスでした。これもエミレーツ航空には関係ないんだけどね。
最近、LCC(格安航空会社)のことばかりニュースで取り上げられるけど、逆の視点もあってもいいと思うの。僕みたいな、バブル期もちょっと経験してる人は、ゴージャスって、やぱり気分上がるよね!(もしかして僕だけ?)エミレーツ航空も、7月にはA380(総二階建て大型航空機)を成田線に投入してきます。今度のA380には、シャワールームがついてんの!!お願い!エミレーツ航空!これからもバブリーでゴージャス路線を突っ走って!!!日本の航空会社。航空運賃は結構いいお値段するのに、ちょっとシャビーすぎやしませんか?特に、アジア線のビジネスクラス・・・。


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