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村井和之/MURAI Kazuyuki
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テーラーメイドトラベル専門の旅行会社、株式会社コスモクラーツトラベル代表。細やかな気遣いと豊富な人脈や知識を必要とする、VIPのハンドリングに定評があり、日本、海外のVIPを多く顧客にもつ。みずからの旅の経験や視点、世界の人脈を駆使し、テレビ番組や雑誌の海外企画も担当している。


月別アーカイブ: 3月 2012

華麗なる貸別荘

No Where Resort Sajima 建築作品としても素晴らしい。大きな窓からの絶景は、胸躍ります!

 先日、訪日外国人の旅の提案素材を探しに、三浦半島を訪ねてみました。6月に、イギリスから某、お金持ちご家族がいらっやるので、その提案になればと。訪問先は、ウィークリー貸別荘のNo Where Resort Sajima と Hayama。利用期間が1週間単位ということなので、東京をベースに、郊外へ出かけてもらうのではなく、三浦半島の貸別荘をベースに、東京、箱根、鎌倉を訪ねながら、新鮮な魚介類や野菜など、豊富な食を堪能しておらおうと考えたわけです。
 フランスやイタリア、オーストラリアなどには、『Villa Book』というエージェントがあって(他にもたくさんあります。)、お金持ちが代々所有している別荘を、オーナーの利用しない期間、一般客にレンタルするというビジネスが盛ん。別荘だけではなく、ヨットなども同様なシステムで行われています。そのコレクションは、かなり度肝を抜くもので、贅の限りを尽くした素敵な別荘を集めたカタログから、好きな別荘を選んで予約する。シェフやソムリエ、ハウスキーパーなども好みにあわせてアレンジ可能。2家族で一緒になんて場合は、私たちでも手が届くプライスラインの別荘もあるので、ひとつの旅のスタイルとして知っておいても損はないのです。

No Where Resort Hayama ベッドルームもあり、外国人にもくつろいでいただけます。写真では実際のよさが伝わらない〜。

 昔のお金持ちの別荘・・・だいたいが、絶景ポイント立地しているもの。まだまだ、別荘なんて貴族たちのものという時代、いいとこみーっけ!という感じで、別荘を作っちゃったし、ヘミングウェイ、メーテルリンクなどの文豪たちも、自分たちの創作活動のために、各々にとって愛すべき場所をもとめ、放浪して、快適な場所を見つけて住んでいたわけです。文豪や画家などの晩年の住まいのある場所って、大概、景色、気候、文化、食べ物・・・何でも揃う素敵な場所にある。そういう視点でみれば、過去のお金持ちの別荘に滞在させてもらうのは、本当に心がリラックスできる経験。どんなに、有名な建築家が、ものすごーくゴージャスな建物を立てても、場所がいまひとつなら、その価値も同様にいまひとつというもの。今では到底手に入らない立地。お金だけではなく、そういった特別な情報が入ってくる成熟した人脈がなければ、こういった奇跡の別荘は手に入れられないのです。これこそ、お金に変えられない、重要なポイントだと思います。

3knot の寒川さんご夫妻。最近、ハンモックでくつろぐ昼寝城をオープンしたそう。Must Check !

そんな貸別荘ビジネス。ようやく日本にも価値ある貸別荘が登場しました。それが、No Where Resort. 築90年の日本家屋の別荘と、佐島港の岸壁に建てられた白亜のモダンな別荘。どちらも素晴らしい。どれほど素晴らしいかは、残念ながら、写真では伝わりません。実際にその空間に身をおいて、思い切り遊ばなければ!どちらも、本当に特別な場所にあるので、その立地を見てもらえば、どれほど貴重なものか分かるはず。だって、No Where Resort Hayamaなんて、天皇家の葉山ご用邸のお隣さんなですもの。Sajimaは、本当に海の防潮堤と隣接していて、目の前が海、しかも江ノ島と富士山を正面に観るスペシャルなロケーション。このビューは、なかなかない!
そして、この地が、食材の王国であることも見逃せません!佐島港でとれた近海の魚介類、三浦半島の豊富な野菜、豊かな自然で育った鶏や乳牛などなど。ランチには、そんな豊富な食材を使ったケータリングを依頼。久留和海岸で、様々なアウトドアアクティビティを運営する「3knot」のオーナー寒川ご夫妻が、ダッチオーブンを使って、素敵なランチを提供してくださいました。デザートは、たき火カフェ。コーヒーの生豆をたき火で焙煎。そのたき火を使って、くしにさしたマシュマロやリンゴを焼いて。とてもゆるやかな時間が流れていきました。今回のイギリスのお客様は、様々な経験を積み上げた成熟した方。名所旧跡を見て歩くこと以上に、たくさんの発見、経験があるほうがご満足いただけるはず。自称Experience Collector ですから。

魚介類がおしいのは当然!山の素材も抜群のおいしさです!何より、お料理がセンスいい!

僕も1日過ごしてみて、本当に遊ばせてもらった〜!という感想しかないワンデイトリップでした。人生を豊にするには、『遊び』という感覚をどれくらい身につけているのかが重要だと僕は思います。有名な名所をたくさん観れることも大切ですが、今までとは違った視点、発見をどれくらい感じられるかはもっと大切。一度訪れた場所でも、自分が年を重ねてから訪ねてみると、また違った感覚に気づくものです。最近の日本人が忘れかけている「遊び」。人ととのつながりを育む意味でも、この「遊び」は重要。佐島と葉山の別荘遊びの情報だって、遊びを極めた友人から教えてもらったこと。No Where Resort さんだって、これらの特別な別荘の情報が入ってくる人脈も、日々の「遊び」を通してできたもの。旅を通じて、物質的価値に偏ってしまった日本人のマインドを、遊び心あるマインドへともう一度活性化できたら、もっとおもしろいことが日本でお起こるのではないかな?と期待しています。みんなもっと豪快に遊びましょう!金は天下の回りものですから!


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